1945年の事件で凍り付けになり約束を果たせず
2011年に蘇生され
”キャプテン・アメリカ”として活動し続けていた。
この戦いに勝利し
全てのストーンを元に戻し
自分の役目を終える事が出来たなら
自分の人生を生きてみようと。
6つのストーンを戻しに行く為のピム粒子はピム博士が行き帰っているので用意してくれたと思うので
残りの2本を使って
自分の人生を生きるための時代へ向かった。
ペギーとの約束を果たし
2016年にペギーの死を看取ってから
2023年へと戻ってきた。
トニーとスティーブの結末に相応しいのは
"自分の人生を見つける事"。
本作は
アベンジャーズ4であり!!
アイアンマン4であり!!
キャプテン・アメリカ4である!!
このラストを迎える為に1400万605回,世界を繰り返した
ストレンジの功績が半端無い!
■サノスが石6つ揃えるのは避けられない
■1回目サノスによる指パッチンは確実に起こる
■アントマンが量子世界に入ってる間に指パッチンされる
■ネズミが偶然ボタンを押してアントマン帰還させる
■2回目サノスによる指パッチンで石消滅されてしまう
■タイムトラベルを実行させる
■石が全部揃う
■ハルクが指パッチンを成功する
■EGサノスが攻めてくる
■アベンジャーズ全員集合する
■サノスの指パッチンを失敗させる
■トニーがガントレットで指パッチン成功する
2012年にタイムトラベルしたバナーに対しエンシェント・ワンは2つの理由で石を渡す事を拒否します。
1,この世界がこれから暗黒次元ドルマムゥとの戦いが控えているのでタイム・ストーンが無いとストレンジが勝利出来ない。
2,渡しても死ねば石を元に戻せない。
ですがストレンジが自ら石を手放したと聞き
考えが変わります。
ストレンジが自ら手放したのは,仲間が石を借りに来たら自分がしたように石を渡して欲しいというエンショント・ワンへのメッセージでもあったと思います。
EGでエンシェント・ワンは「あるいは,私の・・」と言いかけ,判断ミスではないかと考え,石を託した。
IWでのストレンジの行動は全て
”自らが石を渡し,トニーの指パッチンまでを見越した”伏線だったと言えます。
これを全部乗り越えたストレンジは
完全に影の功績者。
寧ろこれを全部乗り越える為には
1400万605回繰り返す必要があったと考えると気が遠くなる・・・
エンシェント・ワンは見る目あったんやな〜(遠い目
個人的「アベンジャーズシリーズ」の面白さランキング
1位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
2位『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』
3位『アベンジャーズ』
4位『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
シリーズは全部面白いのですが
敢えてランキングを付けるならこんな感じ。
IWもEGも甲乙付け難いですが
IWラストの衝撃は忘れられない。
ヒーロー映画でヒーローが敗北して終わる映画なんて今まであったかな?
前後篇だからこそ出来る構成ではありますが。
EGはこれまでの集大成というものもあって観たかったシーンがテンコ盛りですが,タイムトラベルという難しい題材が少し難解(疑問に残る点があるという意味)にしてしまっているのが少しだけ残念だったかなという印象です。
IWでのサノスの正義
「全宇宙の人口の半分にして世界の均衡を保つ」
EGでのアベンジャーズの正義
「サノスに消された半分の人口を取り戻す」
サノスから言わせれば「全宇宙の資源は決まっているのだから人口が増え続ければいずれ破綻する。そうなる前に手を打ちこの宇宙を守る」というもので,宇宙側から見れは”善”ですが,消される側から見れば”悪”になる。
しかし消された側が消した側を同じやり方で消してしまうという事は,それは宇宙側から見れば"悪"になる。
この”正義とは何ぞや?”という定義が出てくる訳ですが
それはソウル・ストーン獲得方法で大きく違っています。
■サノス■
最愛の娘を犠牲にする獲得する(他者犠牲)
■アベンジャーズ■
自分を犠牲にして仲間に与える(自己犠牲)
結果的にアベンジャーズが勝利します。
<アベンジャーズが勝利した要因>
・仲間との連携
・自己犠牲の精神
(まあ映画ですし,正義がどうのこうの言う必要はあんまりないっていうのがありますけどね〜)
今作で遂に完結を迎えたと思うと本当に感無量。
上映時間も3時間を超える長さですが,その長さを感じさせない作品になっていてあっという間に終わってしまった。