本作はクリントが家族で過ごしていた時にIWでのサノスの指パッチンによる家族全員消滅から始まります。
IWでサノスに敗れ生き残ったトニーとネビュラは2人で宇宙を漂っていた。食糧もなく酸素も残り少なくなり,最後を迎える事が分かっている2人はその時が来るまで懸命に足掻いていたが,努力虚しくその命を終えようとしていた。
そこへキャプテン・マーベルが来た事で助かります。
(予告編を観た時はどうなるのかと思いましたが,意外にアッサリしてました。まあここで時間使っても仕方が無いですしね)
(ここでのシーンでネビュラが好きになった人は大勢居るじゃないですかね?勿論,私もその一人です!
IW終わった時に,トニーとネビュラの2人で気まずくない?と思ってすみませんでした)
もう一度インフィニティ・ストーンを使い世界を元に戻そうとアベンジャーズは残されたメンバーでサノスが居る星を見つけ襲撃します。しかし既にサノスはインフィニティ・ストーンを破壊しており,どうする事も出来なくなっていた。
怒り狂ったソーはサノスの首を落としてしまう。。
(”勝利した筈なのに鬱エンド”という後味の悪い幕開けとなります)
それから5年が経過し,それぞれの時を過ごしていた--------
スコットは第2作目『アントマン&ワスプ』のラストでIWでの指パッチン事件による仲間消滅により,量子世界に閉じ込められてしまっています。
この世界に戻ったのは,サノス事件から5年後。
この量子世界が世界を元に戻す可能性を提示しアベンジャーズを呼び戻すきっかけになるのです。
アベンジャーズに合流したスコットは世界では5年が経過しているのに自分がいた量子世界では5時間位だったと説明。
この時間の進み方の違いを利用すれば時間を行き来出来るのではと提案します。
バナー博士は量子物理学の専門ではないが実験を開始。
トニーは既に家庭をもっており一度は危険なミッションには参加しないと言いますが成功の可能性を見出し、娘からの励ましもあり作戦に参加。
(この時の言葉がラストで感動する事必至)
(個人的にはトニーとスティーブの仲直りシーンは
もう少し丁寧にやってほしかったかな〜)
(トニーによってタイムトラベルが完成して基地に集合場面で,スコットが外でサンドイッチ食べようとしているシーンでネビュラに「バカが座ってる」って言われるシーンはめっちゃ笑った!)
ハルクとロケットはソーを呼び戻しに新生アスガルド(只の田舎町やんw)に訪れますが,5年間引きこもっていたソーは溶けたアイスのようなメタボ身体に・・・
(最強キャラが完全にダメキャラになっておる・・・)
(どうしようもなくなって
サノスを殺してしまった責を感じているのもあるのかなと思ってます)
時間を行き来出来る回数は少ない為(ピム博士が消滅してしまった為,タイムトラベルに必要なピム粒子が作れないので)最も効率よく過去のインフィニティ・ストーンを集める時期を確認し,3つのグループで手分けしていきます。
(過去に戻り過去の自分に対峙したり,過去の人に再会するシーンはこれまでのシリーズを観ていると感動が大きい)
(「ハイルヒドラ・・・(ボソッ)」で騙されるヒドラ員達よ・・・
あんなん笑ってまうわ!!)
(エンシェント・ワンが登場した時は驚きました。
「お前,あん時居たんかい!」ってなる。
物理的に戦闘に参加していたという事で
映画『ドクター・ストレンジ』での疑問は解消されました。
この人が出てくると途端に最強感が出るんですよね〜
「5年早かったですね」とか何なんこのチート師匠!)
過去に戻ったトニーとロジャーズは一度イストーンを奪う事に失敗してしまい,再度タイムトラベルを行います。
そこで過去のトニーの父親と遭遇し,今の自分と同じ境遇になっている父親と言葉を交わします。
トニーの長かった父親との確執が終わった瞬間でもあります。
(まあ過去父親なので自己完結的な所はありますが仕方が無いね)
(ここで登場する父親に付き添っているのが初登場のジャーヴィス)
過酷なミッションをこなし,過去から全てのインフィニティ・ストーンを集めたアベンジャーズ。
(やはりというか何というか,ソウル・ストーンを手に入れる為の手段ですが,IWでサノスは娘であるガモーラを犠牲にして手に入れています。今回も同じように愛する者の命を失う事でしか手に入れる事が出来ない為,ホークアイかウィドウのどちらかが死ぬ事になりますが,2人とも自らを犠牲にしようとします。結果的にウィドウがホークアイに自らの死を懇願し,ホークアイがどうしようもない形でそれを受け入れました。この2人は昔からの旧友であり恋人以上の絆があったのでしょう。これまでの映画ではその描写がなかったので今後製作される映画でその辺りが判明するんでしょうか。「ブダペストから〜」のセリフもありましたが,これまでの作品で"ブダペスト"なるものは一度も登場していませんので)
途中,ネビュラが過去のネビュラと同期してしまう事で
サノスにアベンジャーズの作戦がバレてしまい
EGサノスが遂に動き出します。
(このシーンでEGサノスはIWサノスが目的を達成した事を知り自らの死を知るのですが,使命は成し遂げられたと誇らしげになるサノス。
この辺りはIWサノスとEGサノスを区別するきっかけになったと思います)
トニーが新たに作ったインフィニティ・ガントレットはやはり強大な力が必要で,常人ではその力に耐えられず死亡してしまう為,ハルクがその役割を担います。
ハルクによる指パッチンは成功し,消えた生命が復活します。
(このシーンは全宇宙の生命が元に戻ったという感じのシーンではなかったので少し拍子抜け感がありました。
まあその後のシーンの為のものだと思いますが!)
しかしアベンジャーズの計画を知ったサノスが5年前からやってきて戦場と化した基地でアベンジャーズはガンドレットを守る為に最後の戦いに挑む。
アベンジャーズビッグ3との死闘でEGサノスもブチ切れ!!
当初は指パッチンで全宇宙の生命の半分を消しさる事で宇宙のバランスを保とうとしますが,今はもう"宇宙ごと粒子レベルまで粉々にして一から全てを再構成する"と怒り狂います。
(EGサノスはIWサノスと違い,既に自分の行いが成功している事を知っているので自己満が強い。寧ろIWサノスは色々目的達成するために達観していた節がありましたが,EGサノスの方が本来なのかも。IWサノスは向ってくる敵がいるなら排除するスタンスでしたが,EGサノスは自らが地球を征服する事に楽しみを見出しています。
IWがサノスの物語(主人公)でアベンジャーズがヴィラン(?)であったのに対し,EGはアベンジャーズの物語(主人公)でサノスがヴィランであるので,こういう形にする事で主人公側に感情移入しやすくしているのかな)
遂に強大な力を持つサノスに敗れてしまう。
ここのアイアンマン,キャプテン・アメリカ,ソーのアベンジャーズビッグ3がEGサノスに対峙するシーンは鳥肌モノ!!
(キャプテン・アメリカがソーのムジョルニアを持ちサノスと戦います。
ムジョルニアはソーの他に持つ事が出来るのは高潔な精神を持っている者だけという設定がありますが,何故キャプテン・アメリカが持つ事が出来たのかは”AoUでのパーティで誰も持ち上げる事が出来なかった中,キャプテン・アメリカが少〜しだけ動かして,ソーが真顔(え?動かせるん??みたいな顔)になる”という伏線がありました。)
その時に突然沢山のワームホールが出現し,ドクター・ストレンジ,スパイダーマン,スターロード,ブラック・パンサーなどが復活!アイアンスーツを来たペッパー・ポッツ,ワカンダやアスガルド軍勢も加勢し,アベンジャーズ全集合でサノス軍隊と激突!
(ここで遂に来ましたよ!
アベンジャーズ全員集合でキャプテン・アメリカの
「アベンジャーーーズ!!・・・・・アッセンブル」
キターーーーーーーー!!!!!