知能指数は人より劣るが足の速さとその誠実さは天下一品という変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を時代を象徴する事件とヒットナンバーで綴った心温まるヒューマン・ファンタジー。
スペンサー・トレイシーに次いでハンクスが2年連続主演男優賞を取った他、アカデミー賞では作品・監督・脚本という主要部門を総なめにした。
第3位:プライベート・ライアン(1998)
アカデミー賞11部門ノミネート。友情と勇気の結晶。
・海外の評価:92%(批評家) 95%(観客)
・日本人の評価:4.17/5
・監督:スティーブン・スピルバーグ「ジュラシック・パーク」「ジョーズ」
・役者:トム・ハンクス、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ
・主な受賞:アカデミー監督賞、編集賞、撮影賞、録音賞、音響編集賞(全て受賞)、アカデミー作品賞、主演男優賞、脚本賞、音楽賞、メイクアップ賞、美術賞(全てノミネート)
<あらすじ>
1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出した。
そんな中オマハビーチでの攻防を行く抜いたミター大尉に落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよとも命令が下された。
彼には3人の兄が居たが全員が死亡。
兄弟全てを戦死させる訳にはいかないと考えた軍上層部の決定だった。
ミラー大尉は中隊から7人の兵士を選び生死も定かではないライアン二等兵を探す為に戦場へと出発するのだが・・・。
※この映画は自分が中学生の時に映画館で観たのですが、冒頭のノルマンデイ上陸作戦が余りにも壮絶な描写だった為、暫くトラウマになりそうでした。
戦場を経験した訳ではありませんし本当の戦場はもっと過酷であろうと想像出来ますがそれでも戦場とはこんなにも惨いものなのかと痛感した瞬間でした。
今でもこの冒頭シーンは目を瞑りながら観ます。
第4位:カールじいさんの空飛ぶ家(2009)
どんなに歳をとっても
子供の頃に抱いた夢を叶える為に行動するカールじいさん。
多くの男性がカールじいさんから
勇気と希望と夢への一歩を貰える事間違いなし!
・海外の評価:98%(批評家) 90%(観客)
・日本人の評価:3.78/5
・監督:ピート・ドクター「インサイド・ヘッド」
・主な受賞:アカデミー作曲賞、長編アニメ映画賞(全て受賞)
<解説>
冒険家への夢を諦めきれずにいる78歳の老人に驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。
ピクサー初となる3Dデジタル作品。
<あらすじ>
いつか世界を旅して回りたい
と思っていたカールも今や78歳。
最愛の妻は亡くなって夢を叶えるには歳を取り過ぎている。
しかし何と数千の風船を家に結び付け
空高く飛び立つ事に成功。
カールは8歳の少年ラッセルと冒険の旅へと出発する。
第5位:シンドラーのリスト(1993)
極限状態におかれた人間の勇気。
海外レビューサイト評価最高得点。
アカデミー賞11部門ノミネート、7部門受賞。
・海外の評価:96%(批評家) 97%(観客)
・日本人の評価:4.37/5
・監督:スティーブン・スピルバーグ「ジュラシック・パーク」「ジョーズ」
・役者:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ
・主な受賞:アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、作曲賞(全て受賞)、主演男優賞、助演男優賞、録音賞mメイクアップ賞、衣装デザイン賞(全てノミネート)
<解説>
スピルバーグが流れん温めていた
T・キニーリー原作を映画化した作品。
<あらすじ>
ナチによるユダヤ虐殺を目の当たりにしたドイツ人実業家オスカー・シンドラーは秘かにユダヤ人の救済を決心する。
彼は労働力の確保の名目で多くのユダヤ人を安全な収容所に移動させていくのだが・・・。
第6位:ショーシャンクの空に(1994)
アカデミー賞7部門ノミネートの有名作品。
冤罪で何十年も捕まっても生きる希望を捨てない
男の生き様が描かれる。
鑑賞後も晴れ晴れとした気分が堪らない!
・海外の評価:91%(批評家) 98%(観客)
・日本人の評価:4.65/5
・監督:フランク・ダラボン「グリーンマイル」「マジェスティック」
・役者:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ボブ・ガントン
・主な受賞:作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、音響賞(全てノミネート)
<あらすじ>
妻とその愛人を射殺した罪で
ショーシャンク刑務所送りとなった銀行員アンディ。
初めは戸惑っていたがやがて彼は自らが持つ不思議な魅力で
荒んだ受刑者達の心をつかんでいく。
そして20年の歳月が流れた時
彼は冤罪を晴らす重要な証拠を掴むのだが・・・。
第7位:トイ・ストーリー3(2010)
日本人の評価&海外批評家の評価No.1。
ピクサー作品の「トイ・ストーリー」シリーズ集大成となる
第3作品目。
・海外の評価:99%(批評家) 89%(観客)
・日本人の評価:4.60/5
・監督:リー・アンクリッチ「ファインディング・ニモ」
・主な受賞:アカデミー長編アニメーション賞、主題歌賞(全て受賞)作品賞、脚色賞、音響編集賞(全てノミネート)
<解説>
持ち主のアンデイの元を去っていくおもちゃ達の友情を