しかし、ジョーカーが完全なゴッサム・シティの覇者として表も裏も両世界の支配者になってしまえば、悪は「悪」でなくなる。
なぜなら、もはやジョーカーを「悪」として追う者がいなくなってしまうから。
ジョーカーの願いはゴッサム・シティの支配者として堂々と君臨することではなく、嫌われ疎んじられる存在としての「悪」だからこそ、恐怖と混沌をもたらす事が出来るのです。
悪が放置されているなら、それはもう「悪」ではない。
「悪」をやっつける存在があるから悪は「悪」でいられる。
これが全て。
ジョーカーにはバットマンが必要なのです。
「善」と「悪」とは対極の存在であり、決してどちらかが欠ける事はありません。
※映画マトリックスでも同じ構図がありましたね。
ここまで書いておいてなんですが
この映画のテーマは「正義とは何か?」ではないです。
映画のラストシーンで正義のヒーローだったハービーを犯罪者にしたくなかったバットマンはトゥーフェイスの罪をかぶり悪者として消えますが、それを見守るゴードン警部補の台詞に集約されます。
「Because he is not our hero.」
(彼はヒーローではない)
「He is a silent guardian.」
(沈黙の守護者)
「a watchful protector.」
(我々を見守る監視者)
「A dark knight」
(暗黒の騎士【ダークナイト】だ。)
・映画のタイトルが「バットマン」ではなく「ダークナイト」である意味
・エンドタイトルとして最後にくる意味
それはバットマンが決して「正義」ではなく「善」を行おうとするヒーローとして描かれているに他ならないからです。
正直に言うと、このラストの台詞を聞きたいが為に映画を観るといっても過言ではない位にこの台詞が良いんです。
この台詞に全て含まれている感じが!!
何より格好良いですよ?
因みにサウンドトラックを担当しているのが巨匠ハンス・ジマーなのですが、このサントラも最高に格好良いんです!!!
ハンス・ジマーについては機会があれば、紹介します。
※映画サントラと言えばハンス・ジマーとジョン・ウィリアムズ(スター・ウォーズのサントラ等)が有名ですね。
どうでしょうか?
映画の魅力を全て伝えようとすると、まだまだ足りませんがこれ以上書くと本当に終わりそうにないので、この辺りにしておきます。
映画の見どころはその他にも沢山あります。
・冒頭のジョーカーによる銀行強盗
・バットモービルで駆けるバットマン
・ジョーカーとバットマンのカーチェイス
(厳密にはジョーカーは運転していませんが・・・)
・そのジョーカーの乗っているトラックをバットマンが横転させるシーン
・ジョーカーが病院爆破するシーン
※有名な話ですが、ここのジョーカー演じるヒースレジャーによるアドリブが最高に上手いです。
・ジョーカーが2つの船(一般市民と犯罪者)に対して決断を迫ろうとするシーン(市民に対して誰しもが「悪」をもっていると示そうとする)
本当にいい映画なので、興味を持ったなら是非ご鑑賞下さい。
それでは。
次回の更新は11月なので、皆さまお待ちかねのスノボーネタでいきますよ!!(え〜
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