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集大成


2018/02/17(土)

こんにちは。
最近スノーボードに行く回数が少ない濱田です。
去年は毎週のように行ってましたからね。
今季はもう少し抑えようと思ったら今度は少なくし過ぎた・・・
もうちょい回数増やそかな!?



今回は期待度MAX不安度MAXの映画『ダーク・タワー
を鑑賞したので紹介しようと思います。

でも映画を紹介する前にまずは原作小説である
「ダーク・タワー」から紹介していきますよ。

「ダーク・タワー」
The Dark Tower
無題2.png
スティーヴン・キングの長編小説。
全7部構成(シリーズではなく長編の分冊)。
英国幻想文学大賞を受賞。
キング自身がライフワークと称する作品で西武開拓時代を思わせる荒廃した世界(中間世界)を舞台に「最後のガンスリンガー」であるローランドと仲間たちの壮大な旅を描く。

<シリーズ構成>
・第1部ダーク・タワーI ガンスリンガー
(The Gunslinger)1982年
・第2部ダーク・タワーII 運命の三人
(The Drawing of the Three)1987年
・第3部ダーク・タワーIII 荒地
(The Waste Lands)1991年
・第4部ダーク・タワーIV 魔道師と水晶球
(Wizard and Glass)1997年
・第5部ダーク・タワーV カーラの狼
(Wolves of the Calla) 2003年
・第6部ダーク・タワーVI スザンナの歌
(Song of Susannah) 2004年
・第7部ダーク・タワーVII 暗黒の塔
(The Dark Tower) 2004年

<あらすじ>
「黒衣の男は飄然と荒野の彼方に逃げ去り
ガンスリンガーはその後を追った」
荒廃し何もかもが変転していく世界を舞台に「最後のガンスリンガー」であるローランドが暗黒の塔を探索するという物語。
暗黒の塔(ダーク・タワー)」は存在する全ての世界と宇宙を中心で繋ぎとめていると言われ、この「塔」が倒壊しかけている事がこの世界の荒廃の原因である。
ローランドの目的はこの「塔」を見つけて修復する事。
途中、様々な人物と出会い、時に旅の仲間を得ながら探索を続けるローランドだが、様々な困難が彼ら「カ・テット」(カ=運命によって結束した仲間)にふりかかる事になる。


この小説で重要なのはキングの多くの
諸小説が「ダーク・タワー」との関連を持っている
という事。
特に関係が深いものとして
『不眠症』『ザ・スタンド』『アトランテイスのこころ』
『タリスマン』『ブラック・ハウス』『デスペレーション』
『レギュレーターズ』『ドラゴンの眼』『IT』
などが挙げられる。
これらの作品において非常に重要で
物語の展開にも深く関わっている。

◆本作品自体が『タリスマン』『ドラゴンの眼』などの
作品の舞台でもある中間世界。
◆第4部:『ザ・スタンド』での町が“超流行”
つまり“スーパーフルー”で壊滅した町として登場。
◆第5部:『呪われた町』の登場人物であるキャラハン神父が重要な役柄で登場。
◆第7部:『アトランティスのこころ』『何もかもが究極的』『不眠症』からそれぞれテッド・ブローティガン、ディンキー・アーンショー、パトリック・ダンヴィルが登場する。
特にパトリック・ダンヴィルは終盤での重要人物。
◆第7部:『IT』のIT(ペニーワイズ)=ピエロに酷似したものが登場。
(映画『IT/"それ"が見えたら終わり』に登場するペニーワイズの事です)
無題3.png

この関連性で言える事は本作品がスティーヴン・キング
作品世界の集大成という事。

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