このラストの衝撃と驚きを超える映画を観た事ないです。
ラストの印象が強すぎますが
そこに行き着くまでの伏線が素晴らしい!!
登場人物の言葉や行動、しぐさまでもが
ラストに繋がっていきます。
様々な所に伏線が散りばめられているので
2回目以降の視聴する時は
是非そういった所も注目して欲しいですね。
<作中の犯人の言葉>
『Most people are so ungrateful to be alive.
Those who do not appreciate life do not deserve life.』
(殆どの人間は「生」に感謝しない。
「生」に感謝しない人間に生きる資格は無い。)
『Once you are in Hell,
only the devil can help you out.』
(一度地獄に足を踏み入れたら悪魔にしか君を救えない。)
『Live or die,make your choice.』
(生きるか死ぬかはお前次第だ。)
『Let the game begin.』
(ゲームを始めよう。)
この言葉はもう絶望しかない。
特に
『Game Over.』
(ゲームオーバー。)
このセリフはシリーズを象徴する言葉と言っても過言ではありません。
この言葉の衝撃よ!!
ここでジグソウが仕掛けたゲーム全56個を紹介します。
作中では犯人ジグソウによる
趣向を凝らした「ゲーム」が登場します。
【痛い度】【発狂度】【残酷度】を
★5段階評価していきます。
ネタバレ的な要素も含まれていますのでご注意を。
(長いうえにグロいので流し読みしていただいても大丈夫です。)
【SAW】
『密室で片足を鎖で拘束された2人は脱出出来るか?』
第1作目の記念すべきメインゲーム。
老朽化したバスルーム、鎖に片足を繋げられた男二人、その間に自殺死体。
医師のゴードンは「6時間以内にアダムを殺す」
写真屋のアダムは「自分の死を見るか逃げ出すか」がクリア条件。逃げ出す為にはノコギリで自分の足を切るしかないのか?
(自分の死を見るのがクリア条件とか不可能(嫌という意味で)じゃね?)
痛い度:★★
発狂度:★★★
残酷度:★
『カミソリだらけの空間から裸で抜け出せるか?』
自傷癖のある男が「抜ける為には体を傷つけてカミソリだらけのワイヤーが仕込まれた部屋から出る」事がクリア条件。
(今までは「死ぬ」為に傷つけていたが、今度は「生きる」為に傷つけなければならないという皮肉)
『金庫のパスワードを発見出来るか?』
閉ざされた部屋。金庫が一つ。床一面にガラス片。
「その中に鍵があるが金庫のパスワードは壁中にびっしり書かれた数字の羅列から見つけだす」事がクリア条件。
部屋も体も油まみれでロウソクを頼りに数字をチェックしなければならずロウソクの火が油に付く事も気を付けながらになる。
『顎に仕掛けられた逆トラバサミを解除出来るか?』
顔面に時間制限付きで吹っ飛ぶトラバサミ装置をつけられている為鍵を外して逃げなければならない。
鍵は同じ部屋にいる麻酔で眠らされている人の胃袋の中にあり殺して取り出さなければ死。
『ソウ』といえばこの装置と連想する人も多い装置の一つ。
痛い度:★
発狂度:★★★★
残酷度:★★★★★(鍵を胃に入れられた人が)【生きてましたので】
『指定された女性と娘を捕らえられるか?』
(ネタバレ)
終盤で登場する人物も実はジグソウに操られていた。
ゲームの目的は「指定された妻と娘を誘拐する事が出来るか」。
彼は犯人に体内に毒薬を注入されておりクリア後に解毒剤を貰える事になっていた。
【SAWU】
『顔に装着されたアイアンメイデンを解除出来るか?』
ソウ2のオープニングを飾るゲーム。
課せられたゲームは顔に仕掛けられたアイアンメイデン的装置を解除する事。
しかしタレコミとして生き今まで他人の生活を覗いて稼ぎにしていたその「目」の中に鍵が仕込まれていた。
生きる為に「生きる為の『目』」を捨てることが出来るか?
『2時間ジグソウの話を聞けるか?』
ジグソウ事件を追うマシューズに課せられたゲーム。