東京・神奈川・茨城などの首都圏に、メゾネット、テラスハウスなどの賃貸物件を数多く取り扱う総合不動産会社ブルーボックス。つくば市、つくばみらい市、相模原市、厚木市をはじめとした東京・神奈川・茨城以外に、愛知県、岐阜県の物件も賃貸仲介しています。
[メニュー][トップ]

第6回ジャンプ講座


2015/11/18(水)

こんにちは。

最近寒くなり冬が近づいているのを感じてウキウキしている濱田です。

前回紹介したDVD「CAR団地」シリーズを観まくる日々を送っています。

早い場所だと今週末(11/21)にはオープンするスキー場もありますので、テンション上がりますよね!!

(ん?俺だけ??

 

と思ってたら、雪不足で延期ぃぃぃ。。。

 

 

 

 

気を取り直して

以前から書く気でいたスノーボードネタ行きますよ〜!

 

今回は去年、第5回で終わっていたスノーボード講座の続を!!

 

 

<アプローチのやり方>

ジャンプ台はグラトリと違って飛ぶ方向が決まっているので、ランディング方向に飛ばなくてはいけません。

しかし、スピントリックをすると右やら左やら、曲がりながら飛ぶのでアプローチで飛ぶ方向を調節する必要があります。
<上から見た図>

斜めに飛ぶとランディングまで遠くなるので、テーブル落ちしやすくなります。

斜めに行き過ぎると、ジャンプ台の横に落ちます。

 

ヒール抜けのF/Sスピンを例にして説明します。

 

ヒール抜けなので、左に曲がりながら飛ぶことになります。
<F/Sスピンの飛ぶ方向>

そこで、できるだけ真っ直ぐ飛ぶように、リップを抜けるまでの滑走ラインがS字になるようにアプローチします。

こうすることで、飛ぶ方向を調節することが出来ます。

それでも、ほとんどの人はちょっと左方向に飛ぶのでリップの右寄りから飛ぶと良いです。

B/Sスピンも同様で、S字を描くようにアプローチして飛ぶ方向を調整します。

また、回転数が多くなるほどエッジに掛ける量が増えるので深いS字になります。

<回転数別の滑走ライン>

逆に、ジャンプ台が大きくなるほどゆっくりスピンするので、エッジにかける量が少なくなるので浅いS字になります。

<F/S540をやる場合のアプローチラインのイメージ>

 

 

<踏み切りのタイミング>

キッカーの踏み切り時に狙うタイミング(ベストタイミング)は、主に2種類あります。

どちらも一長一短がありスタイルにも影響するので、好みの方を選んでもらえれば良いと思います。

※スノーボードの反発の仕方がそれぞれ違うので、慣れていないやり方を大きなキッカーで試すのはリスクが高いので、小さめのキッカーで感覚を掴んでからの方が良いですね。

 

1)「後ろ足がリップを抜ける瞬間」にタイミングを合わせる場合

一つ目が、後ろ足がリップを通過する瞬間に踏み切り終わるようにするやり方です。

 

<踏み切り終わるタイミング>


キッカーで踏み切るタイミングは遅ければ遅いほど良いです。

(飛び過ぎないように抑えるなど、特殊な状況は別。)

これは、踏み切るタイミングが遅いほど「より遠く」「より高く」飛べ、リップにスノーボードが引っ掛かるなどの「ミスが発生しづらくなる」ためです。

このやり方は後ろ足で雪面を押せる(蹴れる)ギリギリのタイミングにリップを蹴ることを狙っています。

※その後のスノーボードの挙動(反発のタイミング)は重視していません。

後ろ足の小指の内側辺りがリップに差し掛かったときに踏み切り終わるのが、ベストタイミングです。

<ベストタイミング>


このタイミングよりも遅くなると、後ろ足で直接的に雪面を蹴ることができなくなり、バランスを崩しやすくなります。

<ベストタイミングより遅くなると蹴れない>


ベストタイミングよりも早く踏み切ると、高さが低くなったり、リップに引っ掛かりやすくなります。

 

『2)』と比較した場合のメリット

簡単

小さな動作(短時間の動作)でしっかり蹴ることが出来て、自分の足でタイミングを調整するのでタイミングを合わせるのが簡単なので、踏み切り始めるタイミングが悪くても、踏み切り終わる瞬間に微調整してリカバリーすることが容易です。

 

汎用性が高い

色々な状況、踏み切り方で使えるので、ほとんどの場合はこのタイミングで踏み切れば大丈夫です。

 

『2)』と比較した場合のデメリット

思いっきりオーリーする場合は合わない

思いっきりオーリーをかけようとするとスノーボードが反発する前にリップを抜けてしまうことがあります。

これは強くオーリーをかけようすると、後ろ足が浮き始めてからスノーボードが反発するまでに時間がかかるためです。

こうなってしまった場合、バランス良く飛ぶことは出来ません。

 

リップに引っ掛かりそうなイメージが大きい

踏み切り終わりからテールが完全にリップを抜けるまで時間がかかるので、テールがリップに引っ掛かるようなイメージが沸きやすいです。

※あくまでも『2)』と比べた場合の話です。

正確な動作で飛べば引っ掛かることはないです。

 

高さの限界値が低い

基本的に、『2)』のタイミングより少し早く離陸することになります。

思いっきりオーリーすることが出来ないので、理論上の高さの限界値が低いと言えます。

しかし、上手く踏み切れば『2)』に遜色がない高さで飛べます。

実際に高さの差があった場合、『1)』か『2)』かの違いではなく、完成度の違いが原因であることがほとんどです。

特別に高さにこだわりがある人を除いて、基本的にはあまり気にする要素ではないですね。

 

 

2)「テールのチップ手前がリップを抜ける瞬間」にタイミングを合わせる場合

二つ目が、テールのチップ手前がリップを通過する瞬間に踏み切り終わるようにするやり方です。

<踏み切り終わるタイミング>


1)で説明した通り、踏み切るタイミングは遅いほど良いです。

このやり方はスノーボードを使って雪面を押せる(蹴れる)ギリギリのタイミングにリップを蹴ることを狙って、スノーボードが雪面を離れる直前(スノーボードが反発するタイミング)までコントロールしています。

後ろ足がリップを通過するタイミングは気にしません。

文章そのままですが、テールのチップ手前辺りがリップに差し掛かったときに踏み切り終わるのがベストタイミングです。

<ベストタイミング>

このタイミングよりも遅くなると、踏み切ることができなくなり、バランスを崩しやすくなります。

<ベストタイミングより遅くなると蹴れない>


逆に、ベストタイミングより早過ぎると、高さが低くなったり、リップに引っ掛かかる原因になります。

難度は高いですが、上手くできるとメリットのあるやり方です。

オーリーをかけてこのタイミングで踏み切るためには、上半身をしっかり引き上げることが必要です。

(オーリーをかけずに(スノーボードを反発させずに)リップを抜けるスタイルの場合は別。)


1/3
次のページ>
最終ページ>>