お疲れ様です!
ブルーボックス守谷店 工事課の河原です。
桜も満開から既に散り始め、新年度を迎え良い季節になりました。
できればまだ脂ののっている青物や、ヒラスズキなど釣りに行きたいのですが、なかなか時間が取れません。
今回は、久々に釣りネタということで、リールのカスタムに挑戦してみました。
テーマは、リジッドサポート風カスタム
実験台は、私が普段使用しているバイオマスター5000です。
なかなか釣りにいけない鬱憤を、こういった事に向けて多少なり解消しています・・・
スプールを支えるシャフトの根本には純正では樹脂製のカラーが使用されているのですが、こちらをベアリングに交換する事でドラグの滑り出しをスムーズにするという改造ですね。
上位機種ではスプール本体にもベアリングがセットされ、上下のベアリングでリジッドにサポートする構造になっているようです。
ネットで検索すると、ベアリング追加の記事がたくさんありますので、参考にさせて頂きました。
ベアリングに交換する事でドラグの滑り出しがスムーズになる。という事は、ドラグが出やすくなると言う事。
岸からの青物やスズキ狙いの場合、PEラインは2〜3号を使用し、なるべくドラグは出しません。
また、足場の都合もあり魚は基本的に抜き上げなので、ドラグ値が下がってしまっては意味がありません。
『ドラグは出ないけど出やすい状態』?
反対の事を両立しなければいけないので難しいですね。
ドラグを締め込むと縦方向に抑え込まれますが、糸が引っ張られるのは横(ラインローラー)方向です。
上から強く抑え込まれた状態でスムーズに回転するようにと考え、スラストベアリングというベアリングを使用してみました。
高負荷の状態で、スプールシャフトのたわみがあるのか分かりませんが、シャフト上部はラインローラー側へ引っ張られますから、通常のベアリングが良いと思います。
反対に下側はボディーに近い事もあり、横方向の負荷は上ほどではないかと思いますので、スラストベアリングを使用してみました。
まずは、現状のドラグ値を測定。
ドラグノブを締め切って5.5kgでした。
測定はオフショアで使用している、BOUZのドラグチェッカーを使用しました。
次にスラストベアリングに交換。
ドラグ値を測ってみると
6kgです。・・・?
おそらく締め込み具合の違いでしょうか。
念の為、通常のベアリングでも試してみました。
6kg
ドラグ値に変化は無さそうです(笑)
肝心のドラグの滑り出しですが、多少はスムーズになったような気もします。 が
正直、大きな実感はないので、実際の釣りで使用して確認してみたいと思います!
比較的小型のリールですので高負荷の釣りにどれだけ耐えられるか判りませんが、もともとバイオマスターのドラグには満足しています。
以前、5000XGで8キロくらいのキメジは獲れましたので、ショアジギングや軽いオフショアには十分だと思います。
この後、更に無理矢理締め込んで7kgまで計測しましたが、ベールアームがスプール側に寄ってしまい、折れそうで怖かったです。
そもそもこのリールを使う釣りでは、5kg位のドラグで十分かと思いますので、それ以上の負荷を掛ける釣りにはもう少し大きなリールを使用したいと思います。